森林を破壊しない

森林を破壊しない

紀州備長炭は再生される森林資源です。ウバメガシやカシが多く自生する天然林から、必要な原木のみを伐採します。
伐採後はまた自然に生育し、江戸時代から何代にも渡り、森林が守られています。
原木は30年ほどで再び伐採される大きさに成長します。
中国では森林が破壊され、水害などなどさまざまな問題を引き起こしていますが、これはあらゆる木を伐採して、山林を丸裸にしてしまうためです。下から順番に切り倒して、上から転がしていけば伐採に手間がかからず、手っ取り早いのです。そしてその中から、備長炭の原木、家具や建材の原木などを選ぶのです。山が国有であることも原因の一つといわれています。
しかし、日本の山林には代々受け継いできた山林の地主さんがおられ、生産者は年契約で伐採権を買い取ります。そして大変な労力で、必要な原木のみを山林から引きずり出してくるのです。ただでさえ人件費の高い日本でそのようなことをするのですから、紀州備長炭は高価なのですが、そのために森林は破壊されることはなく、いつまでも伐採ができるのです。
原木が不足している!という話をよく聞きますが、これは生産量が増えて、原木の成長が追いつかないという状況であって、山林がなくなっているわけではないのです。

ウバメガシやカシが自生する天然林

江戸時代より、紀州備長炭の
原木は何度も再生しています。

ウバメガシやカシが自生する天然林
ウバメガシの原木

山林から原木のみを伐採します。
原木は30年ほどで再度伐採できるほどに成長します。


ウバメガシの原木

CO2も増えません

木炭の燃焼時には地球温暖化の原因となるCO2が発生します。しかし、森林が再生されるので、その時に同じだけのCO2を植物が吸収します。石油などの化石燃料は再生できないので、自らのCO2は回収できないのです。
昔のように薪や木炭を使用する限りは、大気中のCO2は増えない理屈なのです。

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